中国地質科学院が選ぶ「2011年度地質科学10大科学技術進展ニュース」がこのほど発表された。「時間領域型固定翼機空中電磁探査システムの開発」、「カリ岩塩鉱探査のブレークスルー」などが入選した。中国科学報が報じた。
入選したニュースのうち、「中生代後期における華南地区の地殻圧縮から地殻伸張への転換時期の確認」は、中国地質科学院の董樹文研究員と地質力学所の張岳橋氏のチームが担当した。同チームはシステム分析を通じて、華南地区の中生代後期における地殻圧縮から伸張に転じた時期を限定、中生代の華南大陸縁辺における造山運動の圧縮・伸張の変化に向け、重要な根拠を提供した。
「人民網日本語版」2012年1月31日