春節期間中の市民の文化活動を充実化させるため、北京市は今年、10日間限定で「光影盛宴百部映画春節恵民活動」を初めて行い、市内78カ所の映画館で100作品の映画を上映した。チケット価格は一律2元で、多くの市民が訪れた。活動が終わった1月31日、北京市ラジオ映画テレビ局の龐微副局長は、活動での映画上映回数は1250回、来館者数は約10万人だったと発表。チケット価格が非常に安いため、市政府は1回の上映につき4000元、総額500万元超の補助金を映画館に支給した。龐微副局長によると、市民のための映画鑑賞会は今後さまざまな形で行い、時期や場所、対象者を変えて長期にわたって行う方針だという。
31日10時30分、60歳を過ぎた陳玉珍さん、陳金鎖さん姉妹は価格2元のチケットを持ち、早々と映画館に着いて『葉問』の上映を待っていた。今年の春節、2人は1週間続けて映画館を訪れたという。普段はあまり映画館を訪れる機会がないという陳さん姉妹だが、この春節だけで5作品の映画を一気に見た。多くの市民はこの活動を高く評価し、今後もこのような活動が頻繁に行われることを望んでいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年2月1日