「国産の月面ローバーの技術的な課題は既に難関を突破し、詳細な研究開発段階に突入している」3月10日、全国人民代表大会(全人代)財政経済委員会委員、中国月面探査プロジェクト第三期工程の胡浩主任は取材に答えた。次の段階で打ち上げが予定されている「嫦娥3号」は依然、長征3号B型の運搬ロケットを使用し、発射地点も西昌衛星発射センターと変わらず、国産の月面ローバー(無人月面車)を月へと打ち上げ、軟着陸させる予定である。
月面ローバー研究開発具体化
胡浩氏によると、「嫦娥3号」では、現時点において中国で最もパワーのある「長征3号B型」の運搬ロケットを使用し、四川の西昌衛星発射センターから打ち上げを行なうという。