第三期工程月面物質採取
計画によると、中国の月面探査プロジェクトは「繞(周りを回る)」「落(着陸)」「回(帰還)」の3ステップに分かれており、既に打ち上げられた嫦娥1号・2号は基本的には「繞」の段階をクリアし、間もなく打ち上げられる嫦娥3号は「落」のステップに入り、主に軟着陸という課題の克服を目指し、その後直ぐに開始される第三期工程の主要任務は月面でのサンプル採取、地球への帰還を目標としている。
第三期工程は月面ローバーが月面の物質サンプルを採取し、保存容器に保存後、無人状態で月面にて小型のロケットを発射し、月の軌道でドッキングを行い、最終的には月面で採取したサンプルを地球に持ち帰ることを目指している。計画によると、月面でのサンプル採取は約2キログラムを予定している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年3月13日