無人偵察機:飛行中の撮影も可能
無人機は、通常最先端の軍用機とみなされているが、盧彦傑くんはこの小型リモコンマルチ無人機を開発した。この飛行機は自動飛行でリアルタイムの撮影画像の伝送ができ、またパラシュートを使った物資輸送も可能だ。この飛行機は最高飛行高度1307メートル、1時間の持続飛行、最高時速80キロ、リモコンから半径10キロ圏内での飛行ができ、空撮、物資輸送、森林消火、被災地救援などに活躍可能。盧くんによれば、彼の作品の制作コストは低く抑えられ、今回大会に出展した2機のオリジナル機の制作費はたったの8000元(約10万円)だったという。
盧くんが今回出展した無人機は2年間から設計を始めたもの。1号機はナビゲーションシステム用に加工したが思ったような効果が得られなかった。繰り返し検討した結果、ロシアの一眼レフ搭載の空撮機の図面をダウンロードしこれを改良して、今回の2号機オリジナルを完成させたという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年4月9日