中国教育部はこのほど、「国家教育事業発展12次5カ年計画(2011-15)」に関する通知を公布した。「我が国は教育の対外開放戦略を実施し、解放という手段により、改革や発展を促進するという形を堅持することで、我が国の教育の国際化水準を向上させなければならない」と指摘。「大学の校長や中核をなす教師の海外研修・育成計画や海外留学支援計画を実施する」とし、「2015年までに、国が海外に派遣する留学生の規模を年間2万5千人に拡大する」と明らかにした。「人民日報」(海外版)が報じた。
通知はさらに、「海外と提携してハイレベルの学校を運営する機構や国際的な共同実験室などを立ち上げる事業を支援・指導する」とし、「2015年までに、我が国の教育体系の解放度をさらに高め、国際レベルや地域レベル、さらに学校同士の提携において新たな構造を構築する。そして、我が国の教育の世界や地域における影響力や競争力を大幅に増強し、アジア最大の留学先国、大きな影響力を有する国際教育、育成センターなどの基礎を構築する」と指摘した。
(人民網日本語版) 2012年8月4日