岩手県一関市、青森県八戸市、秋田県大館市の市長は6月10日、2020年東京五輪組織委員会を訪問し、メダルに小型家電から回収した金属を使うよう提案した。
3人の市長は、携帯電話などの使用済み小型家電からは金などの資源が回収できると提案。東北地方には国が認定したリサイクル業者が3社あり、これらの企業は3市にそれぞれ立地していることから、3市は共同で提案することを決めた。
一関市の勝部修市長は組織委員会幹部との面会後、「提案をしっかり受け止めてくれた。環境に優しい五輪をアピールするため、これから検討してくれるだろう」と期待を示した。
八戸市の小林真市長は、「日本のリサイクル技術を五輪でPRしたい」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年6月12日