「ヴィーナス」という名前の5歳のこのネコは、顔の左半分が黄色、右半分が黒で真ん中できれいに分かれている。それだけでなく、目とヒゲの色も違い、黒い顔の方は緑の眼で黒ひヒゲ、黄色い顔の方は青い目で白いヒゲをしている。
ヴィーナスは米国のノースカロライナ州に住んでいる。ウェブサイトとフェイスブックのアカウントもあり、そのファン数は90万人を超え、関連グッズもネットで販売されている。また、米国の多くのテレビ番組に出演し、ナショナルジオグラフィック誌に登場したこともある。
ヴィーナスの飼い主は、「顔の色は生まれつきで、染めたわけではない」と話す。
生物学者は、このような変わった色をした毛は非常に珍しく、遺伝子と関係している可能性があるとしている。
ネコの遺伝子を研究するカリフォルニア大学のレスリー・ライオンズ教授は、「ヴィーナスは成長過程で顔半分の細胞が黒を選択、別の半分が黄色を選択し、真ん中で分かれたのだろう」と分析。2匹が合わさったのではないかと考える生物学者もいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年12月15日
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