「アメリカ人はしくじったことはない。今こそアメリカは反撃すべきだ」。ドイツ誌「Heise」のウェブサイトは20日、「スーパーコンピューターも米中軍事競争の1つだ」と報じた。「ドイチェ・ヴェレ」は昨年8月、オバマ大統領はさらに速いスーパーコンピューターをアメリカに建造する予定があると報じていた。そのスパコンは「天河二号」の30倍となる計画で、アメリカの科学分野での主導的地位を維持する手助けになるものだった。オバマ大統領のネットセキュリティ顧問だったルイス氏はかつて、スーパーコンピューターはより良い武器の開発やパスワードの解読を手助けすることができるため、「米中両国での軍事競争の1つになっている」と述べている。
米誌「フロントライン」のウェブサイトは20日、中国のスーパーコンピューターが世界最速となったことで「科学と国防に関する重要な技術分野で主導的だったアメリカの地位が低下している」と論評した。