米国で中国語ブーム続く 中国語のできる家政婦が人気

米国で中国語ブーム続く 中国語のできる家政婦が人気。 米国で中国語ブーム続く 中国語のできる家政婦が人気

タグ: 家政婦,中国語,高額

発信時間: 2017-04-15 11:11:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

『中国新聞網』によると、ニューヨークでは多くの金持ちが子供のために外国語のできる家政婦を雇っている。そのような家政婦を雇うことで、子供は知らず知らずのうちに外国語を学び、雇い主の身分と地位もアピールできる。

ニューヨークの家政婦仲介機関パビリオン・エージェンシーによると、中国語のできる家政婦は数年おきにブームになり、数年前に一度人気になったが、徐々に落ち着き、最近また人気が出てきた。

担当者のグリーン・ハウスさんは、中国語のできる家政婦の雇い主は3タイプに分かれると話す。中国系の家庭で子供に中国文化を伝承させたい人、夫か妻のどちらかが中国人で国際結婚をした人、中国でビジネスをする米国人家庭または裕福な家庭で子供の競争力をつけたい人である。

米東部の中国語キャンプの教員は図形を使って子供たちに漢字を教えている。

英BBCの報告によると、2006年から、米国で中国語を母国語とする家政婦の需要は急増している。

さらに、中国語のできる家政婦の需要増加に伴い、その費用も普通の家政婦をはるかに上回っている。

2012年、特約ライターのアダム・デヴィッドソン氏は『ニューヨーク・タイムズ』で家政婦探しの自身の経験を語った。彼によると、Zenaide Munetonさんという名前の家政婦に会ってから、自分は経済的に雇えないことに気がついた。ニューヨークの優秀な家政婦の1人であるMunetonさんは年間18万ドル(約124万元)の報酬を要求した。彼女は中国語とフランスができた。

これほどの高額でも、中国語のできる家政婦を雇うことが流行している。それは、中国語の学習が流行し始めているためである。

米国で長年の中国語教育経験を持つ楊艶麗さんによると、米国で子供が中国語を学ぶ方法は多くあり、地域の教会や学校、言語教育を取り入れている小学校、小学校のや大学の選択科目、家庭教師などがある。

楊艶麗さんは、「米国の多くの地域では7年生から外国語を学ぶ。以前はスペイン語やフランス語などを学んでいたが、近年は中国の発展により、多くの学校が中国語を取り入れている。以前と比べて、大学で中国語を専攻する人も増えた」と話す。

また、子供に中国語を学ばせるため、中国人家政婦や中国語教師を雇うほかに、中国人留学生を食事付きで無料でホームステイさせる人もいる。これは子供のために幼い頃から中国語の環境を作るためである。

中国語を母国語とする移民1代目の多くは、中国人または教会が設立した中国語学校に子供を入れる。そのほか、中国の子供を養子にした米国人家庭も子供をそのような学校に入れる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年4月15日

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