中国、世界で初めて運行された高速磁気浮上式列車は、2001年3月1日に着工した上海磁気浮上式列車モデル路線である。2017年末、北京にも初めて中低速の磁気浮上式鉄道S1が開通する。
高速磁気浮上式列車の発展と研究について、銭清泉氏は「中国は世界に先駆けて磁気浮上式鉄道を建設・運営し、14年間安全運営を維持し、負傷者を出す事故は発生していない。定時運行率は99.9%に達する」と話した。中国は高速磁気浮上式交通の設計と製造の技術を掌握しただけでなく、45項目の特許を申請し、自主メンテナンス・修理も実現している。
銭清泉氏は、「高速磁気浮上式列車の登場は航空輸送と高速鉄道輸送の輸送速度における不足を補い、将来的に運行時速600キロに達する高速磁気浮上式列車の実験条件を作り出し、中国の高速磁気浮上式鉄道の国際競争力を高めるだろう」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月29日