スマホ市場では、フレームレスの追求が設計の焦点となり、各大型メーカーは、自社のフレームレス製品を次々と打ち出している。スマホの次のトレンドはいったい何になるのだろうか。折りたたみ式スマホは候補の一つだ。米サイエンスメディア「CNET」の20日の報道によると、「華為」(ファーウェイ)の消費者業務CEOの余承東氏は16日、新製品「Mate10」のグローバル発表会後にメディアの取材を受け、華為は現在、折りたたみ式のスマホを開発しており、2018年には市場に投入できる見通しだと語った。
報道によると、余承東氏は、「我々はすでに、稼働可能なプロトタイプを持っている。スマホ発表の凖備はまだできていないが、早ければ来年には打ち出すことができるだろう」と語った。余承東氏によると、この折りたたみ式スマホには、より優れた柔軟なディスプレイ技術が必要で、より良い機械的な設計も必要となる。
また余承東氏によるとこの折りたたみ式スマホの2枚のディスプレイの間にはまだ小さな隙間があり、市場に投入するには、この隙間をなくし、完全と言える製品を作らなければならない。折りたたみ式スマホの登場は、スマホにとっての大きな変化となる。
中興通訊(ZTE)は17日、世界向けの新製品発表会をニューヨークで開き、折りたたみ式のフラグシップ機となる「Axon M」を正式に発表した。来年第1四半期に中国市場で発売される。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月23日