中国ディスプレイメーカーが好調、韓国企業の独占を打破か

中国ディスプレイメーカーが好調、韓国企業の独占を打破か。

タグ:ディスプレイ 京東方

発信時間:2017-10-26 13:52:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国で有名なディスプレイメーカーの京東方は24日、今年第1-3四半期の業績速報を発表した。1-9月の売上は前年同期比51.41%増の694億元、上場親会社の株主に帰属する純利益は45倍増の64億8000万元に達する見通し。品種別に見ると、スマホ用液晶パネル、タブレットPC用パネル、ノートPC用パネルの出荷量はいずれも世界一で、ディスプレイパネル、テレビ用パネルの出荷量は世界2位となっている。

 

 利益急増は、半導体業界の景気回復によるものだ。業績が好調だったほか、同社の株価も急騰している。2017年1月3日の取引開始時に2.84元をつけ、本日の終値は5.22元と累計83.8%高で、波に乗っている。

 

 科学技術の進歩に伴い、有機ELディスプレイを使用するデバイスが増えている。京東方も有機ELに取り組んでおり、今月末にも成都市の第6世代柔軟性有機ELディスプレイ生産ラインが稼働開始し、来年にも量産を実現する予定だ。中国の半導体事業の発展に伴い、将来的により多くのスマホ、タブレットPC、テレビなどの電子製品に国産柔軟性有機ELディスプレイが使用され、さらにはディスプレイ供給が韓国企業に独占される構造を打破する可能性もある。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月26日


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