グーグルの新事業 富士康の工場にAI導入

グーグルの新事業 富士康の工場にAI導入。

タグ:グーグル人工知能

発信時間:2017-12-18 14:56:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る




 イギリスの『デイリー・メール』の12月14日の報道によると、グーグル人工知能(AI)プロジェクトの創始者の1人である呉恩達氏は、iPhone製造メーカーの富士康(フォックスコン)の工場にAIとロボット学習技術を導入することで協力協定に調印した。呉恩達氏のLanding.aiプロジェクトが主に参与するという。


 同プロジェクトは企業のAI時代への転換を目的としたもの。Landing.aiプロジェクトの発表2日前、呉恩達氏はサンフランシスコでの記者会見で、AIを使った商品の品質検査の様子を公開した。多くの工場では作業員が生産ラインを流れる商品を肉眼で点検しているが、呉恩達氏が公開した映像の中で、作業員は配線板をコンピュータとつないだカメラの下に設置し、コンピュータで商品の部品の品質検査を行っている。


 呉恩達氏は、「一般的なコンピュータの視覚システムは大量の画像を知識として入力して学習させるが、Landing.aiは5枚の画像だけでできるため、任務に合わせて簡単に学習できる」と話した。


 また、この技術は作業員の失業を招く可能性があるが、呉恩達氏は「Landing.aiプロジェクトはそのような問題にも着手し、作業員の高い技術の習得を助け、コンピュータ関連の高報酬の仕事に就けるようにする」と述べた。


 Landing.aiは多くの投資家の注目を集めているが、フォックスコンはその最初の提携パートナーとなった。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月18日

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