のんびりとした週末、自然に目が覚めるまで眠り、食事を作らず出前を注文する。しばらくすると、ドローンが料理を持ってベランダから入ってきてテーブルに置く。このようなSF的なシーンが現実になる。北斗物聯の「万物をつなぐ」をテーマとした北斗物聯グローバル発表会・2018モノのインターネット発展大会が重慶市沙坪壩区で開かれ、北斗(重慶)開放実験室が運営を開始した。
北斗(重慶)開放実験室の責任者によると、ドローンの離陸と回収には正確なポジショニング、安全性が必要である。ドローンでの出前配達や宅配などは技術的に可能になったが、普及に向けてまだテストを重ねる必要がある。重慶北斗物聯網技術有限公司は世界初の北斗通信技術に基づくIoTモジュールを開発し、位置の正確さをセンチ単位にし、ドローンでの配達を可能にした。
ナビゲーションは道音痴にとって欠かせないものだが、「最後の1キロ」が正確でないため何度の同じところを回ることがある。北斗科技集団は新商品の北斗/GPS衛星測位システムに基づく北斗地図も開発。北斗地図の正確さは1ミリ単位で、具体的な車道も確認できる。これはドローンにより正確な位置サービスを提供することになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年1月10日