中国社会科学院考古研究所の劉瑞研究員は、「趙康民氏は名誉と利益にこだわらず、黙々と努力し、大量の文物を保護した。彼は兵馬俑を発見し鑑定した最初の人物であるとともに、陝西省の末端の文物作業者の代表人物でもある」と称えた。
趙康民氏の死去のニュースは海外メディアでも注目された。イギリスメディアは秦始皇帝陵博物館の呉永琪館長の言葉を引用し、この人物がいなければ、「世界8番目の奇跡」と称される秦始皇帝陵兵馬俑の発見は数年遅れていたと論じた。また別のイギリスメディアは、趙康民氏は秦始皇帝陵兵馬俑の発見者、命名者とされていると伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年6月4日