米メディア:自動運転を最初に実現するのは中国の可能性ある

米メディア:自動運転を最初に実現するのは中国の可能性ある。

タグ:自動運転 実現 中国

発信時間:2018-06-09 09:05:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   米フォーブス誌は6月1日、「この国(米国ではない)が自動運転車を真っ先に採用するのはなぜか」という見出しで、「運転手がいなくなる」時代が最初にやってくるのは米国、欧州、日本ではないと論じた。同誌は、中国は自動運転技術の開発分野においてまだ先頭を行っていないが、自動運転車が主流になる最初の国になるとし、以下の5つの理由を挙げた。

 

1.需要:経済成長と上質の生活。交通のネックは中国人の日常生活の質、生産力、商品及びサービスの流動効率に影響し、経済成長の妨げになっている。自動運転車はこれらの問題の解決に貢献するため、「中国製造2025」計画のコア産業にされている。中国は交通面の難題に直面する唯一の国ではないが、その巨大な量は問題をより緊迫にしている。

 

2.消費者の需要と受容度。中国の増え続ける中産階層において、可処分所得が増加し、消費がアップグレードしている。中国人の財布の争奪戦激化は、本土と西側企業が中国で独特な商品とサービスを開始していることを意味する。中国人は新技術に対し、驚くほど受容度が高い。調査によると、中国のドライバーの自動運転車に対する信頼度は、ドイツと米国の2倍に達する。

 

3.技術面のリード。多くの自動運転技術が西側で生まれたが、中国は追いつき、IT大手の支援のもとで強大な技術生態システムを有する。

 

4.資金と人材。中国は世界最大のスタートアップ企業支持者である米国の地位にせまっている。中国の科学技術起業者はリスク投資の選択肢も持っている。中国の年間の大学卒業生は米国の2倍で、うち科学、技術、工学、数学の卒業生はインドと米国を大幅に上回る。中国の若者は国内の出世と金儲けのチャンスに気づき、人材流失は減り、逆転しつつもある。中国政府と有名大学も世界からトップクラスの人材を獲得している。

 

5.政府の意志、監督管理、倫理。中国はどの国より迅速に大規模な行動を開始できる。中国は奮起し先を争い、大きく強くなろうという思いが強い。中国は迅速に行動すれば望みを叶えることができる。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年6月9日


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