山東省青島市で開かれたHPC China 2018全国高性能コンピュータ学術年次総会で、第17回中国高性能コンピュータTOP100が発表された。最大の特徴は、全てが国産の高性能コンピュータである点で、初めて海外メーカーゼロの100%国産を実現した。
当然、ここで言う国産とは、国内のシステムメーカーで、全ての部品が国産というわけではない。それはどの国にも不可能なことである。トップ3は昨年と変わらず、国家スーパーコンピュータ無錫センターがある「神威・太湖之光 」、国家スーパーコンピュータ広州センターがある「天河二号 」、国家スーパーコンピュータ天津センターがある「天河一号A」で、いずれも世界一流のスパコンである。
うち、「神威・太湖之光 」はCPU、ネットワーク、操作システムを国産化している。ランキング発表者で中国科学院計算所研究員の張雲泉氏は、過去のデータを見ると、Eクラススパコンは2019年前後に登場する見通しだと述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年10月23日