中国式英語のオックスフォード辞典収録から見る中国文化の影響

中国式英語のオックスフォード辞典収録から見る中国文化の影響。

タグ:中国式 英語 辞典 収録

発信時間:2018-11-25 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   中国式英単語「add oil(加油)」がこのほど、英オックスフォード大学出版局の『オックスフォード英語辞典』に収録され、西側メディアから注目を集めている。世界的に権威のある英語辞典『オックスフォード英語辞典』の収録基準はどうなっているのか。長い歴史においてどれほどの「中国系統」の単語を収録したのか。

 

 オックスフォード大学出版局(中国)辞典編集長の劉浩賢氏は新華社の記者に次のように紹介した。オックスフォード辞典は酢通りの方法で新語を追跡・抽出する。例えば、言語学研究用に作成する電子コーパスはカテゴリのことなる書面語と口語を集める。これらの言語の使用状況に基づいてコーパスは候補の単語を「推薦」する。

 

 候補の単語ができたら、編集者は各種の電子コーパスと紙のコーパスを細かく研究し、その単語の「合理的な時間尺」における「十分な頻度」の単独使用を確保する。その時間尺と頻度に統一された基準はなく、単語によって異なる。

 

 例えば、tweet(ツイート)とselfic(自撮り)は最近生まれた単語で、短期間で巨大な社会的影響を与え、すぐにオックスフォード辞典に収録された。

 

 劉浩賢氏によると、頻繁に使用されないが、特定の文化、歴史または言語の意義を持つため収録される単語もある。

 

 今年は『オックスフォード英語辞典』完全版の登場から90周年にあたる。1928年以降、計20版の辞典が単語と用法を補いながら更新され、厚さが増していった。2000年以降は3カ月ごとに内容が更新されている。

 

 劉浩賢氏は、「英語は多くの言語と社会・歴史的要素の影響を受けるため、『オックスフォード英語辞典』は使用されている新しい英単語を絶えず収録する必要がある」と話す。


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