アメリカ航空宇宙局(NASA)は10日、41年間飛行している探査機「ボイジャー2号」が太陽圏を突破し、恒星間空間の探査を開始したと発表した。ボイジャー2号は現在、地球から約180億キロ離れている。この探査任務は、NASAにとって最も期間が長い宇宙探査任務となっている。
NASAによると、ボイジャー2号に搭載されたプラズマ観測装置が11月5日、太陽風粒子の速度の急低下を確認した。その後太陽風は検出されなくなった。これはボイジャー2号が太陽圏を突破したことを意味する。地球との通信には片道16時間半かかるが、地球から太陽に電波が届く時間は約8分のみ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年12月14日