国務院国有資産監督管理委員会は25日、北京で、世界トップレベルの企業を目指す中央企業10社を発表しました。改革の経験や発展モデルを模索し、応用が可能な経験や活動方法を見出して、世界的な競争力を持つ企業としていくとのことです。およそ3年間かけて、それぞれの分野や核心的な部分で実質的な進展を遂げ、全体的に大きな成果を収めていく予定です。
こうした動きは、国有企業の改革深化に応えるもので、質の高い経済成長をする上で必要なものと見られ、航天科技、中国石油、国家電網など10社が指定されました。これらの選考基準について、国有資産監督管理委員会の白英姿総会計士は25日、「まず国際的な資源といった点でリーダー的な地位にあり、その分野の技術面で世界をリードし、世界的な発言権や影響力がある。また国有資本による企業とは経営の重点が異なり、主力業務が強く競争力を備えた産業グループ会社である。さらに、マネジメントや国際的な資源で業界の発展をリードし、人材なども優れており、世界のトップレベルとなる条件を備えている」と述べました。
中国国際放送局より 2019年1月26日