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孔子学院、高速で質の高い発展段階に突入

タグ：孔子学院

発信時間：2019-09-10 16:16:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2019年2月、孔子学院HSK試験会場

孔子学院は中国国家中国語国際普及指導グループ弁公室が世界各地に設立した中国語と中国文化を普及させるための機関である。孔子学院は各国民が中国語文化と現代中国を学ぶ重要な場所となり、現地の社会各界から歓迎されている。中国網の記者はウズベキスタンのタシケント国立東洋学大学孔子学院の中国側院長である楊太保教授に独占インタビューを行った。

世界最初の契約孔子学院

　タシケント国立東洋学大学の孔子学院は世界最初の契約孔子学院で、中央アジア地域で最初の孔子学院でもある。楊院長によると、設立15年で、タシケント孔子学院はウズベキスタン、さらには中央アジアで最も重要かつ影響力のある対外中国語教育センター、中国語研究センター、中国・ウズベキスタン交流相互参考センターになった。タシケント孔子学院の年間の受け入れ学生数は約1500人、卒業生は約8000人で、彼らは両国文化の交流・協力において重要な役割を果たしている。中国語教育、文化交流のほか、現地の中国語研究センターでもあり、「一帯一路イノベーション研究センター」を設立し、ウズベキスタンの主要漢学者が集まり、両国の「一帯一路」共同建設に情報を提供し、両国の協力分野と今後の発展の研究において独特な役割を担っている。

2019年3月、タシケント孔子学院の中国側院長の楊太保氏、ウズベキスタン側院長のサオダット・ナシュロバ氏、孔子学院のダンサー

高速で質の高い発展段階に突入

　楊教授は、他国の海外文化機関と比べて、孔子学院は新参者の勢力として輝きを放ち、高速で質の高い発展段階に突入したと考える。これは主に中国経済の世界での急速な台頭、中国の国際影響力の急速な向上のおかげである。しかし、他国の海外文化機関の発展の歴史は長く、完備されたメカニズムと管理モデルがあり、これらは孔子学院の今後の発展で学び、参考にできるものである。

ウズベキスタンで「中国語ブーム」

　近年、ウズベキスタンで「中国語ブーム」が起き、中国語と中国文化を学ぶ人が年々増加している。これについて、楊教授は「両国の友好・協力の発展の明確な証の1つ。孔子学院は両国の友好事業の発展の勢いに乗って生まれ、発展し、中国語教育と両国の文化交流において極めて重要な役割を果たした。1万人近くの中国語人材を育成し、友好・協力のモデルを形成し、現地の多くの中国語教員も育成した。孔子学院の支持のもと、多くの若い漢学者が育ち、両国が協力する各分野で重要な架け橋と紐の役割を果たしている」と述べた。

2019年5月、国家中国語国際普及指導グループ、タシケント孔子学院の教員、ウズベキスタン漢学者の座談会

中国文化に立脚、文明の多様性を尊重

　一部の西側メディアが主張する「文明衝突論」について、楊教授は「文明衝突論」は西側の主流ではなく、一部の人の誤った実際と異なる文明観だとし、「孔子学院は中国文化に立脚し、宣伝する文明観と文明理論は文明の多様性を尊重し、受け入れ、学習している。文明のそれぞれに優位性、美しさがあり、多種の文明が調和をとりながら共存し、美しさを認め合う。相互学習だが強制せず、理解、尊重し合い、これを土台に人類運命共同体を形成する。我々は実践においてこのような理念を教育と文化活動で徹底し、現地で尊重、理解され、友人と友情を勝ち取った」と述べた。

2019年5月、2019大学生漢語橋ウズベキスタン大会のイベントに出席した中国の姜岩在ウズベキスタン大使（左から4番目）と国家中国語国際普及指導グループ弁公室の郁雲峰副主任（左から5番目）

シリーズ活動で新中国設立70周年を祝福

　楊教授によると、タシケント孔子学院は今年、『中華人民共和国設立70周年写真展』、「祖国は私の心の中にあり」合唱コンクールなどの一連の祝賀イベントを開催し、新中国設立70周年の偉大な成果を宣伝し、日常の文化活動に新中国設立70周年の要素を取り入れ、学生たちに中国語を学びながら中国と70年来の非凡かつ偉大な歩みと功績を知ってもらう。