顎変形症の女性が資金援助を受け美容整形

顎変形症の女性が資金援助を受け美容整形。

タグ:顎変形症

発信時間:2020-08-18 16:11:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   このような困難に直面しても、秋さんは決して諦めなかった。彼女は農村にボランティアで補習所を作り、留守児童(両親の出稼ぎで農村部に残された子ども)を対象に授業の補習指導を始めた。


善意ある人が秋さんの整形手術費用を支援


秋さん「学習指導を通じて子供たちに愛を伝えたい」


    同郷の人たちはそんな秋さんを見て心を痛め、秋さんの病気治療のために5万元(約77万円)を集めた。しかし手術の難易度は高く、リスクも高かったため、手術を引き受けようとする医師はほとんどいなかった。また、手術費用は秋さんにとって天文学的に大きな金額だった。


   しかし偶然にも、「全国道徳模範」に選ばれた郭明義さんが、秋さんのことを伝え聞いた。秋さんの状況は手術をすれば改善されることを確認した郭さんは、すぐに資金募集に一役買おうと決め、同時に手術ができるレベルを備えた病院に連絡を取った。


   そして今年6月末、秋さんは整形手術を受けた。術後回復期も過ぎた今、彼女は、「手術前は、他人に顔を見られるのが怖くてたまらず、外出時はずっとうつむいたまま歩いていた。今は、しっかり頭を上げて前を向いて道を歩くことができるようになり、朗らかなすっきりした気持ちで日々を過ごしている」と話す。


   6月、郭明義さんの慈善団体メンバーが西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)市那曲(ナクチュ)第二高等学校を訪れ、同校の貧困学生に寄付を行うと同時に、秋さんのエピソードについて話した。同校はすぐさま、貧困学生約50人の課外指導員として秋さんを招聘したいと申し出た。


   秋さんは今、着実に一歩ずつ、自分の夢に近づいている。秋さんは、北京や上海からの求人オファーを辞退している。彼女は、「私は山間部に戻って教師になり、より多くの子供たちを外の世界に羽ばたかせたい」と抱負を語る。教員免許を取得して1日も早く教師になるという夢をかなえるために、秋さんは教員試験の準備を進めている。(編集KM)


「人民網日本語版」2020年8月18日


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