山東省青島市は19日午前、感染対策状況に関する記者会見を開いた。同日8時現在、青島市で入院治療を受けている感染者13人のうち、重篤は1人、重症は2人、中等症は8人、軽症は2人となっている。
中国疾病予防管理センターの専門家である李中傑氏は、「同センターの疫学研究所は今回の感染発生後、速やかに青島の最近の海外輸入感染者と青島大港埠頭の2人の感染者、そして今回見つかった青島市胸科病院の新型コロナ感染者の全ゲノム検査を行った。短時間内に現地の専門機関と速やかに感染源を特定し、今回の具体的な感染経路を明らかにした。今回の集団感染を引き起こしたウイルスは海外から輸入されたもので、疫学的な手がかりと疫学的全ゲノム分析により、その他の地域のウイルスとの関連性が否定された」と説明した。(編集YF)
「人民網日本語版」2020年10月20日