チュニジアのある大学生は、「中国ドラマを通して、中国の改革開放の進展を理解したいと切望している。中国ドラマを見て、中国にはカンフーや太極拳、パンダだけでなく、急速な発展や現代化された便利な生活もあることを初めて知った」と話す。
中国とタイの映画・ドラマ文化交流に20年以上携わっている芸鼎伝媒公司(タイ)の張棟・董事長は、「中国ドラマは現在、海外でロケを行うだけでなく、グローバル化のスタイル採用に取り組み、外国人の役者、監督、チームを起用して、中国の物語を現地の言語バージョンの映画・ドラマにリメイクしている。また、海外の映画・ドラマ作品に投資し、グローバル化運営を行っている。そのようにして、海外の視聴者がより受け入れやすくなっている」と説明する。
エジプトの国家計画院のある研究員は、取材に対して、「中国もエジプトも映画・ドラマの生産大国で、映画・ドラマの分野の連携には大きな発展の余地がある。エジプトと中国は合作ドラマなどのスタイルを通して、連携のイノベーションを強化できる。それによりテレビ作品と現地の視聴者との距離が一層縮まり、民心の通じ合いが促進されるだろう」との見方を示す。(編集KN)
「人民網日本語版」より 2020年10月31日