2020年の興行収入が200億元に 映画業界は持続的に回復

2020年の興行収入が200億元に 映画業界は持続的に回復。

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発信時間:2020-12-19 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   7月20日に中国の映画業界が営業を再開してから、わずか4ヶ月で150億元の興行収入を実現した。これにより、中国は初めて世界興行収入1位の映画市場になった。オフライン娯楽がダメージを受けた今年、中国映画市場はどのような成績を収めるのか。灯台研究院と毒眸が共同で発表した『2020年中国映画市場ユーザー報告』は、2020年の興行収入は200億元に達すると予想した。この額は2019年の30%だが、感染症が抑制され、現在の映画市場は回復に向かっている。


   芸恩映画シンクタンクのデータによると、今年第3四半期の映画館の営業再開率が94%だった。9月の興行収入と観客数は前年とほぼ横ばいで、業界が好調であること示した。営業を再開した映画館と新作映画の公開数の増加に伴い、興行収入は10月に北美を超え、世界一になった。オフライン映画館の回復は業界各社の業績の改善に繋がり、第4四半期は業界全体が回復すると見られる。


   今年に入り、複雑な市場状況に直面し、各社は新たなマーケティングで市場を活性化させようと努めてきた。報告によると、2020年、「ショートムービー+ライブ配信」は映画宣伝の主な手段になった。今年、ライブ配信の映画新規ユーザー獲得への寄与度は4分の1に達し、ランキングトップ10の映画うち8作品がライブ配信を通してチケットを販売した。同時に、動画とマーケティングがうまく組み合わさり、公式動画が横長から縦長に変化した。営業再開以降、映画関連の動画はショートムービーサイトでも大いに注目を集めた。「多様なコンテンツ供給の回復、マーケティング方式の革新、および多様な宣伝の実施により、観客が全面的に映画館に戻った」と、阿里影業灯台整合マーケティングプラットフォームの総経理は話す。注目すべきは、今年の営業再開後の観客の中で新規ユーザーが増加した点である。報告によると、2020年通年で見ると、20歳以下の新規ユーザーの割合は2018年より7%増加した。


   春節が近づき、映画市場を全面的に牽引する重要な時期になった。2018年と2019年の春節期間の興行収入はそれぞれ57.7億元と59億元に達した。また、ここ3年のデータを見ると、春節期間の興行収入の約15%が一線・二線都市から三線・四線都市に移っている。春節は興行収入を急速に伸ばす最も適した時期になる。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年12月19日

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