北京積水潭病院にいる呉新宝副院長は5Gネットワークにより3日、遠く離れた安徽省宿州市第一人民病院の跟骨骨折患者の左跟骨非観血的整復・内固定術を完了した。これは国内初の5G遠隔操作整形外科ロボットが補助する外傷手術となった。
2エリアの医師は、整形外科ロボットの補助を受け、術中に北京積水潭病院の専門家の手術プランに基づき、正確な整復と内固定に成功したと判断した。
5G技術により、2エリアの映像、音声、ロボット制御信号が非常にスムーズに伝送される。2エリアの医師はオンラインのリアルタイム交流が可能だ。
北京積水潭病院の責任者によると、同病院はすでに多くの5G遠隔操作ロボット補助手術を行っている。5Gネットワーク技術を利用し、異なるエリアの医師は地域の隔たりを解消しスムーズに交流できる。遠隔立会診察及び遠隔手術により、患者の痛みを早急に解消し、現地の医療サービス保障水準を大幅に高めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月5日