宇宙飛行士の聶海勝氏、劉伯明氏、湯洪波氏が17日、順調に中国の宇宙ステーションに到着した。3人は軌道上で3カ月滞在する予定だ。
彼らの宇宙の部屋の面積は?浮かびながら眠るのか?どうやって用を足すのか?体を洗えるのか?一日三食は何を食べるのか?インターネットを利用できるか?…ネットユーザーは、宇宙の生活に関するこのような疑問を呈している。
Q. 宇宙飛行士が滞在する宇宙ステーションのコアモジュールの大きさは?定員は?
A. 専門家の説明によると、コアモジュールが宇宙飛行士に提供する活動スペースは50立方メートル超。これに有人宇宙船と宇宙貨物船のスペースが加わり、現在のスペースは全体で150立方メートルに迫り、10倍近くの増加に相当する。宇宙飛行士が以前シングルルームで生活していたとするならば、現在は一戸建てで生活していることになる。
専門家によると、コアモジュールと実験モジュールには2つの衛生エリアがあり、将来的に宇宙飛行士6人が同時に軌道上で生活・勤務できる。
Q. 宇宙飛行士3人のコアモジュール内の睡眠エリアはどこに?どうやって用を足すのか?
A. 航天科技集団五院有人宇宙事業宇宙ステーションシステム主任デザイナーの応鵬氏は、「宇宙ステーションのコアモジュールの小型構造体は主に、宇宙飛行士に生活の場を提供している。さらに我々はより多くのシーンに応じた照明を提供している。例えば睡眠中に適した照明環境により、宇宙飛行士がより良く休息できるようにしている。例えばトイレの関連装置もアップグレード・刷新されている」と述べた。
Q. 宇宙の無重力環境において、宇宙飛行士は浮かびながら眠るのか?
A. 中国有人宇宙事業宇宙飛行士システムチーフデザイナーの黄偉芬氏によると、宇宙飛行士は固定された寝袋に入って眠る。固定されていなければ、宇宙飛行士が眠る時に寝袋が宙に浮いてしまう。
Q. 宇宙ステーションのコアモジュールの温度は?調節できるか?
A. 23度前後で、需要に応じて調節できる。