1日に発表された国際的なランキング「Graph500」の中で、国防科技大学が研究・製造し同センターに設置した「天河」E級スパコン中核技術検証システムが、単一始点最短経路(SSSP)とビッグデータ表計算性能を競うGraph500で世界一になった。
2010年に初めて発表されたGraph500は、スパコンの表計算性能を評価する世界で最も権威あるランキングだ。主にAIやビッグデータ処理など、現在ホットなデータ集約型応用に焦点を絞り評価する。スパコンのメモリアクセス及び通信性能を十分に示し、スパコンのデータ処理能力を直接反映する。
この成果は、「天河」スパコンがデータ集約型応用の面で世界トップの進展を実現したことを意味する。これは中国のAI及びビッグデータ処理能力の向上の重要な支えになる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月5日