第44回世界遺産委員会の注目点

第44回世界遺産委員会の注目点。

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発信時間:2021-07-16 11:06:37 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 1985年に『世界遺産条約』に加盟して以降、中国は世界遺産55項目の登録に成功し、イタリアと並んでトップに立っている。うち文化遺産は37項目、自然遺産は14項目、複合遺産は4項目。今会議は文化遺産に申請した「泉州:宋元中国の海洋商業貿易センター」を審議する。


 報道によると、国家林草局保護地司の厳承高副司長は以前開かれた記者会見で、「中国の18カ所の世界自然遺産と複合遺産は全体的に保護状態が良好で、消滅の危険がない遺産地である。評価報告を見ると、中国の全体的な保護状況は世界平均レベルを大幅に上回っている」と述べた。


世界遺産をどのように保護するか


 世界遺産は「人類が未来に捧げる贈り物」とされている。文化遺産を含む世界遺産には細かく厳しい基準があり、条件を満たさないと世界遺産に登録されない。


 しかも、登録後に「一度苦労すれば後は楽になる」というわけではない。中国考古学会の王巍理事長は以前、「破壊を放置すれば、登録を抹消される可能性もある」と話している。


 遺産登録成功後、どのように保護し、開発するかは各界のテーマとなっている。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月16日


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