宇宙ステーションが徐々に現実に、世界の宇宙探査の先端を行く中国

宇宙ステーションが徐々に現実に、世界の宇宙探査の先端を行く中国。

タグ:宇宙探査

発信時間:2021-09-28 14:11:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国の有人宇宙船「神舟12号」の帰還モジュールが17日、東風着陸場に着陸した。宇宙貨物船「天舟3号」が20日に打ち上げられ、宇宙ステーション結合体との自動高速ランデブー・ドッキングを完了した。中国は1週間内に神舟の着陸、天舟の打ち上げという2つの快挙を成し遂げた。深宇宙探査及び宇宙ステーション建設で新たな一歩を踏み出し、国際社会から注目された。


 国際社会は、中国の宇宙ステーションの建設、未来の協力への期待に胸を膨らませている。


 ドイツ通信社は報道の中で、「中国が過去最長となる有人宇宙任務を完了した後、次の中国の宇宙飛行士がまもなく宇宙ステーションに向け出発する見通しだ。国際宇宙ステーションが予定通り今後数年で退役すれば、中国は宇宙ステーションという『宇宙の前哨』を持つ唯一の国になる」と伝えた。


 ロシアの宇宙科学普及活動家は、「中国はこの数カ月で、宇宙ステーション建設で多くの重要な成果を手にした。この活動は現在も着実に進められている。中国は宇宙の科学研究を新たな段階に推し進める。すべての科学研究成果が最終的に全人類の成果になる。中国の宇宙事業の成功は、人類が周辺の世界、宇宙、さらには人類そのものを理解するため貢献した」と述べた。


 オーストラリア国立大学の天体物理学博士であるブラッド・ターク氏は、「神舟12号の任務は、中国の宇宙ステーションの使用開始を保証する重要な一歩で、中国の宇宙飛行士はそのために多くの活動を展開した。中国の宇宙ステーションは世界各地の科学実験を担当する見通しだ。これらの宇宙の科学研究活動は非常に重要だ」と述べた。


 パキスタン・イスラマバード空軍大学の准教授は、「建設後の中国の宇宙ステーションは、近宇宙で各種実験を展開し、宇宙及びその他の天体を観測・研究する場になる。数年後には他国の多くの宇宙科学研究プロジェクトが中国の宇宙ステーション内で展開される。これは中国と国際的なパートナーの、宇宙科学研究の協力掘り下げに資する」と述べた。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年9月28日

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