中国有人宇宙事業弁公室の14日の発表によると、有人宇宙船「神舟13号」は予定のすべての任務を完了し、近日中に宇宙ステーションコアモジュール結合体から分離され、東風着陸場に帰還する。人民日報が伝えた。神舟13号の乗組員は現在すでに、分離前の各種準備を完了している。東風着陸場及びプロジェクト関連システムは現在、宇宙飛行士の帰還を迎える各種準備を進めている。
宇宙飛行士3人は軌道上で、地上科学技術者のサポートを受けつつ、船外活動を2回、「天宮教室」宇宙授業を2回完了し、多くの科学技術試験及び応用プロジェクトを展開した。王亜平氏は中国で初めて船外活動を行った女性宇宙飛行士になった。また神舟13号の乗組員は初めて軌道上で、遠隔操作により宇宙貨物船と宇宙ステーションのドッキングを完了した。初めて軌道上で6カ月滞在し、中国の宇宙飛行士の軌道上連続滞在時間の記録を更新した。さらに宇宙飛行士3人は初めて宇宙で年を越し、春節を過ごした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年4月15日