2022年のメーデーが近づいている。全国各地で新型コロナウイルスがぶり返していることなどを受け、多部門はメーデー期間に予定していた映画公開の中止を次々と発表した。その裏で、文投控股、猫眼娯楽、中国電影、万達影視など多くの上場企業が影響を受けるとみられる。
猫眼専門版によると、4月30日に6作品の映画が公開される予定だが、メーデーまで5日だというのに、これらの映画の公開中止の情報は現時点でない。
灯塔専門版によると、25日の時点で、メーデー連休初日(4月30日)の前売券の興行収入は2万7700元に達したが、5月1日はわずか7400元となっている。
2021年を振り返ると、メーデー期間に12作品が公開され、興行収入は新記録を樹立した。灯塔専門版の統計によると、2021年5月5日晩の時点で、メーデー期間の興行収入は16億3000万元に達し、2019年の15億2700万元を上回った。興行収入の記録更新は観客数の激増と関係があり、業界関係者は、新型コロナ収束後、観客の映画鑑賞欲求が放出されるとみている。
中金公司の研究報告によると、新型コロナの影響は短期間続く見通し。3月以降に全国の多くの地域で新型コロナがぶり返しことにより、3月31日時点で営業している全国の映画館は5475軒、営業率は45.4%となった。一線・二線都市での影響が目立つ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年4月25日