極めて珍しい「七連星」が空に登場

「人民網日本語版」  |  2022-06-21

極めて珍しい「七連星」が空に登場。

タグ:「七連星」

発信時間:2022-06-21 15:40:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


天文科学教育専門家によると、6月16日以降の十数日内の毎日の日の出前に、金星、天王星、火星、木星、海王星、土星が、真の姿を現した水星と共に東から西へと横並びになり、七連星という珍しい景観を呈する。18、19日より月も加わり、月と星が同じ枠内に収まるというロマンティックなショーが見られる。新華社が伝えた。

7つの惑星は通常、空のあちこちに位置し、さまざまな姿を見せる。この数日に珍しく「横並び」するのはなぜだろうか。

天文カメラマンの葉梓頤氏によると、8大惑星の公転軌道はほぼ同一の平面上に位置する。そして惑星の公転周期が異なるため、ほぼ同じ方向の位置に並ぶ機会がある。「これはスピードの異なる人がグラウンドを走る場合、一定の角度から見ればいつかは一列に並ぶのと同じだ。」

北京天文館の首席科学教育専門家の寇文氏によると、7つの惑星が空に同時に登場するだけでも極めて稀であり、7つの惑星が「横並び」するのはさらに珍しい。しかし今回の7つの惑星の分布範囲は100度ほどで、真の「七連星」とは呼べない。

23日午前1時以降、やや赤みがかった火星が残月の隣に現れる。同日夜の火星の明るさは0.5等。火星と月の大接近の美しさは肉眼でも観賞できる。

27日未明、月が引き続き太陽方向に接近する。この時、金星と水星がそれぞれ月の左右に位置し、月に付き添う現象を形成する。

寇氏によると、7つの惑星が同時に空に現れた時、金星、木星、火星、土星の観測は相対的容易で、肉眼でも観測できる。しかし水星は地平線から昇る時、空がすでに明るくなり始め、星の光が弱まるため、望遠鏡の助けが必要になる。一方、天王星と海王星の観測はより困難で、観測設備が必要な上、識別がさらに難しい。(編集YF)

「人民網日本語版」2022年6月21日


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