嫦娥7号、2026年ごろ打ち上げ  月科学研究ステーション建設の基礎を構築

中国国際放送局  |  2022-09-25

嫦娥7号、2026年ごろ打ち上げ  月科学研究ステーション建設の基礎を構築。

タグ:月科学研究

発信時間:2022-09-25 10:58:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 国家航天局はこのほど「嫦娥7号任務の搭載チャンス公告」を発表しました。それによりますと、嫦娥7号が2026年前後に打ち上げられるということです。


 中国の月探査プロジェクト第4期の嫦娥7号任務は、主に月南極の環境と資源の探査を行い、月全体と着陸区域、巡視区域のリモートセンシングや現地実施の調査による科学データを取得し、月科学研究ステーションの建設のために基礎を築くことです。


 嫦娥7号探査機には月軌道器、着陸器、巡視器、飛躍器などが含まれ、軌道器と着陸器の設計寿命はいずれも8年で、着陸区には月の南緯85度以上の南極エイトケン盆地を選びました。嫦娥7号任務の搭載機は世界各国や中国の香港・マカオ・台湾地区に向けて搭載のチャンスを提供し、嫦娥7号の軌道器と着陸器の一部の資源を開放します。今回の募集は嫦娥7号の資源を十分に利用し、各国と共同で月の科学探査を推進します。また、嫦娥7号探査機を通じて設計を最適化し、各国や各地区と科学、技術、探査設備の協力を十分に展開することを目標としています。


 なお、これに先立ち、嫦娥5号帰還器が順調に地球に帰還したことに伴い、月探査プロジェクトは「周回、着陸、帰還」の3ステップを円満に終了しました。


 「中国国際放送局日本語版」2022年9月25日

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