写真はCFPより
14日の江西省九江市永修県鄱陽湖の松門山水域。江西省は13日に長江スナメリ移動保護行動を開始した後、長江スナメリの安全捕獲作業を正式に開始した。
今回の行動は長江スナメリ8頭の安全な捕獲を計画。その後、安徽安慶西江長江スナメリ移動保護拠点、湖北天鵝洲ヨウスコウカワイルカ保護区、江西湖口南北港網箱短期飼育拠点に移す。
鄱陽湖は長年に渡り中国最大の長江スナメリ遺伝資源バンクで、長江スナメリの個体群構造の最適化促進、遺伝多様性の豊富化などの面で重要な力を発揮し続けている。
長江スナメリは長江水生生物保護の象徴種、国家1級重点保護野生動物で、絶滅の危機に瀕している。鄱陽湖は長江スナメリの最も重要な生息地で、同水域の長江スナメリの数は長江流域全体の半数弱にのぼる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年2月16日