花束は気持ちを伝える方法だ。3月8日の「国際女性の日」を控え花市場を取材したところ、経営者は今年の販売の最盛期に向け十分に準備を整えており、花の販売量も過去最大を記録していた。店主に久しぶりの喜びをもたらし、「花経済」の持続的な回復を示した。

　情報によると、盛華宏林花花市界の「国際女性の日」期間中の受注量は前年同期比で5割超増加した。責任者の常春氏は、「現地の企業もしくは機関から大きな注文があった。期間中にイベントを催し、女性従業員に花をプレゼントする」と述べた。

　花市場は価格上昇の小幅なピークを迎えた。北京花郷創意のサブマネージャーである趙艶茹氏によると、今年の花の価格はやや上がっており、特に人気の品種は前年同期比で約2−3割上昇しているという。

　常氏は、「今年の花の単価は普遍的に上がっており、仕入れ値も上がっている。ロシアやモンゴルなどの国が国際女性の日を非常に重視し、多くの花が海外に流れることで、国内の商品が不足し値段が上がっている。花の仕入先の多くが昆明市にあり、仕入先の価格上昇により店の単価が上がっている」と述べた。

　国家林業・草原局と農業農村部は昨年、花産業の高品質発展の促進に関する指導意見を出した。2035年までに中国の花栽培イノベーション体系を健全かつ十全にし、主要商品花品種のグローバル化水準を大幅に上げ、産業構成・構造をより科学的かつ合理的にし、質の効果を大幅に高め、花文化を日増しに繁栄させ、花の消費を持続的に増やし、花の輸出を安定的に拡大し、整った花産業体系をほぼ完成させ、年間売上7000億元突破を目指すとした。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2023年3月8日