文化・観光部は1月7日から3月1日にかけて、「楽しく新年を迎える」2025年春節テーマ文化・観光イベントを開催する。初の「世界無形文化遺産版」の春節はどうなるのだろうか。

今回のイベントは「春節――伝統的な新年を祝う中国人の社会的実践」がユネスコの人類無形文化遺産代表作リストに登録されたことを契機とし、文芸ショー、公共文化サービス、無形文化遺産体験・展示、文化・娯楽イベント、観光・レジャー消費、文化博覧展示、対外文化交流などの重点的な内容を含む。

文化・観光部公共サービス司の閆暁東副司長によると、全国各地の春節「村晩」大交歓会と連携し、各地の農村の雰囲気、人々の風俗習慣、人文的な中身を示し、中華優秀伝統文化を広める。

無形文化遺産の保護と伝承をめぐり、「古城で年越し」「中国の灯籠を灯す」飾り灯籠展示などの民俗文化イベントを開催する。各地は古城を重点とし、古鎮、伝統村落、特色街区に広がり、ヤンコ踊り、銅鑼と鼓、村芝居、廟会などの伝統的な年越しと無形文化遺産の展示イベントを開催することで、人々が自宅付近でも豊富な春節の年越しを体験できるようにする。1月21日に四川省自貢市で開催される全国メイン会場イベントでは、15省の飾り灯籠関連の国家級無形文化遺産代表プログラムを集め、灯会博物館を作る。

情報によると、山西省は民俗社火、氷雪レジャー、古建築学習、温泉養生、冬景色撮影という5つをテーマとする260以上の冬季観光イベントを開催する。黒竜江省は冬景色を愛でる100本のルートや、年越しムードに浸る100本の動画などを公開する。安徽省のA級景勝地では、無形文化遺産展示、民俗体験、ナイトツアー、特色展示、年越し用品の市など、130以上の豊富なイベントが開催される。

初歩的な統計によると、各地は春節文化観光消費月間に4000件以上・約2万7000回の文化観光消費イベントを開催する。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年1月8日