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中国、ヤク10頭の量産クローンに初成功

中国網日本語版  |  2026-04-28

中国、ヤク10頭の量産クローンに初成功。

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発信時間:2026-04-28 14:20:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「ヤク全ゲノム選抜と体細胞クローン複合育種技術」の成果が27日、西蔵自治区拉薩(ラサ)市当雄(ダムシュン)県で発表された。これは、中国の研究チームが3年にわたる努力を経て独自に開発した「全ゲノム選抜+体細胞クローン複合技術」の成功を意味し、ヤク育種分野において国内をリードし、かつ国際的にも先進水準に達したことを示している。

浙江大学生命科学学院教授、国家絶滅危惧野生動植物遺伝資源遺伝子保護センター主任の方盛国氏は、浙江大学生命科学学院と西蔵自治区高原生物研究所などの共同研究チームが2023年から、拉薩(ラサ)市、那曲(ナクチュ)市、日喀則(シガツェ)市、阿里(アリ)地区などの8971頭のヤクからサンプルを採取し、全ゲノムシーケンスを通じて形質選抜を行い、西蔵種子ヤクの体細胞クローン胚の作成に成功し、西蔵ヤクの体細胞系を構築したと説明した。

研究チームは2025年7月10日、独自開発の「全ゲノム選抜+体細胞クローン複合技術」を用いて、世界初の体細胞クローンヤク「ナムツォ1号」を誕生させた。これは西蔵ヤクの従来の育種ボトルネックを突破する技術革新として、「0から1」への画期的な成果となった。「ナムツォ1号」は出生時の体重が16.75キログラムで、生後286日には183.25キログラムに達している。

第2陣のクローンヤクは3月25日から4月5日にかけて、初めて10頭の集団受胎が実現し、すべて自然分娩で誕生した。この新技術は「1から10」への小規模応用段階の実証にも成功し、将来的な量産化と普及を目指す産業化の基盤を整えた。

ヤク産業は第15次五カ年計画(2026~30年)期間に西蔵自治区が重点的に推進する9大産業の一つだ。従来のヤク育種は表現型選抜に依存し、期間が20年にも及び、効率が低く退化しやすいという問題があった。「全ゲノム選抜+体細胞クローン複合育種技術」は、西蔵ヤクの遺伝資源の退化、優良種の増殖の遅れ、産業収益性の低さといった課題を解決する鍵となる技術であると同時に、科学技術の突破、民生向上、経済成長、生態保護など多方面の価値を持つ戦略的技術でもある。種業イノベーションを突破口として、西蔵自治区の伝統的畜産業を現代的な高原特色農業へ転換し、農村の全面的振興と質の高い発展を支える中核的基盤となるものであり、長期的に不可欠な戦略的意義を持つ。

説明によると、専門家チームは西蔵の金糸野ヤクおよび野生血統ヤクの体細胞クローン胚を200個以上作成済みで、今後の胚移植や、金糸野ヤク・野生血統ヤクの保全および繁殖に向けた基盤を構築した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2026年4月28日

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