中国館の「智恵の旅」のイメージ図
中国館の「智恵の河ゾーン」のイメージ図
20日午前開かれた中国館展示デザインチームの記者会見で明らかになったところによると、総デザイナーが中央美術学院長の潘公凱氏、展示デザインディレクターが中央美術学院シティビジョン文化研究センター主任の黄建成教授、展示アイデアディレクターが台湾の有名な企画者の姚開陽氏、展示映像芸術ディレクターが有名な監督の陸川氏が担当する。
数百倍に拡大された清明上河図、気軽な騎乗体験、上下5千年の叙事詩的な映画、水で貫く展示コースという上海万博中国館の展示案は、神秘のベールが開かれた。
「水」が、中華の智恵を貫く
中国館の展示は核心展示、ダイナミックな体験、未来への思いという三つの部分によって「都市発展での中華の智恵」を表現し、「水」で3階の展示を貫き、来館者に館内で上下5千年を体験させる。中国館の展示ゾーンは主に3階に分けられ、それぞれ中国館の高さ49メートル、41メートルと33メートルの階にあり、展示面積が15000平方メートル前後で、見学時間は45分間ほどだ。
上海万博中国館準備リーダー組弁公室常務副主任・上海万博局副局長の陳先進氏によると、9月末に中国館建築が全面的に交付された後、展示配置工事が行われる計画だ。中国館は1日当たり5万人の来館者が訪れることができる。列に並ぶ時間を節約するために、予約するのが賢明だ。
45分間で上下5千年を体験
潘公凱氏によると、来館者は中国館の4本の「足」から、エレベーターに乗ってまず到着するのが、トップである49メートルの階で、発展と時空転換がこの階のキーワードと特徴だ。「東方の足跡」という、この階は最高かつ最大で、面積が8500平方メートル、真ん中にはマルチメディア劇場があり、8分間の映画が中国の都市発展の智恵を述べる。
劇場から出ると、歴史を蘇って、中国の最も速い都市発展企画の遺跡から、数百倍に拡大された『清明上河図』で汴京(現在の河南省開封市)の繁華を展示する。それから、歴史から現代に転換し、エコ都市の展示ゾーンで、抽象的な木で緑の環境を示す。
その後、中国館の41メートルの階に入る。それは「智恵の旅」体験ゾーンと言われる。十分間の気軽な旅を経た後、中国都市が作り上げた智恵を見る。
最後のストップが33メートルの階・『綻びる都市』だ。この3400平方メートルの空間は白色のトーンで、未来感が溢れる素敵な空間を作り、中国人が生活の知恵によって、未来都市発展の中国式の回答を出すことを表現する。
特別映画館が、中国の都市化建設を展示
有名な監督の陸川氏は中国館のために撮影した映画を紹介する。同氏によると、映画は約8分間で、叙事詩の風格で改革開放30年来の中国の都市化建設を展示する。
また、映画が展示するのは、後期処理技術を採用するため、現実生活で見える映像だけではない。製作チームのメンバーはハリウッド映画を製作した経験を持つ華人がいる。俳優については新人を探しているという。
「上海万博公式サイト」より 2009年8月24日