一日当たり延べ103万人超という最多入場者数をマークした後、上海世界博覧会(上海万博)園区ボランティアは17日、最後の持ち場引き継ぎを終えた。
園区ボランティアの持ち場引継式は17日午後、アフリカ連合館で行われ、上海財経大学、上海交通大学、東華大学の各ボランティア代表が持ち場の引き継ぎを行った。
万博の試運転時から現在まで、7万人以上の園区ボランティアが、12クルーに分かれて持ち場についた。ボランティアは、上が緑、下が白の制服を着用していることから「小白菜(チンゲンサイ)」という愛称で親しまれている。閉幕まで残すところ2週間、13クルー目のボランティア約6千人が、万博最終期間のボランティア業務に従事する。
半年にわたる万博開催期間中、1クルあたり6千人ずつ、計13クル総数8万人が園区ボランティアを務める。そのほか、藍白の制服を身に付け、市内サービスステーションで働く都市ボランティアや各業界の都市文明ボランティアなど、ボランティア総数は百万人を上回った。
「人民網日本語版」2010年10月18日