このほど、上海万博の企業連合館「ルービック・キューブ」の最新の展示プランが発表され、入り口には最先端の産業用ロボットを展示する予定であることがわかった。このロボットは自動音声識別機能や視覚識別機能を持ち、来館者とのインタラクティブな交流を通して六面体パズルを作り上げていくなどといったすばらしいパフォーマンスを見せる。現時点では世界で最も高度な技術を使った最大の「人工知能ロボット」であり、高さは5メートル、重さは1.3トン。
現在、企業連合館の施工は最終段階に入り、展示の準備作業も順調に進んでいる。同館の最大の特色はインタラクティブであり、館内に入ると、おじいさんと孫娘の会話とともに20分弱のインタラクティブな旅がスタート。上海が小さな漁村からにぎやかな都市へと発展した歴史を体験できるようになっている。
来館者は最後に「ルービック・キューブ」の核心体験ゾーン「360度パノラマ劇場」に入る。ここでは世界をリードする360度撮影技術を初めて運用して撮影した8分間の映像を体験。有名な女優・映画監督の徐静蕾扮する「蝶々教授」の案内のもと、忘れられない時間を過ごすことができる。
休憩ゾーンにはロボットのレストランが設置され、コントロールスタッフがいくつかボタンを押すだけで、ロボットはてきぱきと材料を合わせ、調味料を加え、炒めるといった一連の動作を行い、一流シェフ顔負けの料理を完成させる。来館者は多様な中国料理を味わい、まったく新しい味覚体験ができる。
企業連合館は5月4日に開幕式と「企業連合館の日」を行う予定。
「チャイナネット」 2010年1月25日