6カ月にわたる上海万博会期中、香港のアーティストが史上かつてない規模で20種類の文化芸術パフォーマンスや展示に参加する。独特の個性を持つ香港芸術が、万博という大舞台で大挙披露される。
香港特別行政区政府(特区政府)民政事務局の曾徳成・局長は21日、民政事務局公式サイトに「香港芸術、上海で大披露」と題するコラムを発表、上海万博への出展が予定されている素晴らしい香港の芸術団と作品を発表した。
曾局長のコラム主旨は次の通り。
香港と上海は、有史以来ずっと密接な文化交流があり、両地の各階層の文化は絶えず、お互いに影響を及ぼしてきた。一部の学者は、この現象を「二都物語」と呼んでいる。上海万博という舞台を活かした両地の文化交流促進は、時機を得た、有意義なものといえよう。
上海で展開される今回の文化イベントは、18回の舞台パフォーマンスと2種類の現代ビジュアル・アート展示で構成されている。舞台パフォーマンスは、様々な規模や演劇ジャンルのものがある。香港管弦楽団、香港中楽団、香港舞踏団、香港バレエ団など香港を代表する人気の高い国際芸術団体が、上海で卓越したパフォーマンスをそれぞれ披露する。これらの中には、「上海の春・国際音楽祭」や「中国上海国際芸術祭」に参加するプログラムもある。(編集KM)
「人民網日本語版」2010年2月22日