3.28平方キロの上海万博会場には、地下鉄1本、バス路線5本、水上路線12本が設けられる。上海万博事務局の周淮交通管理部部長は11日、会場内の公共交通の状況を初めて紹介し、これまでの万博では最大規模だと述べた。
黄浦江を渡る路線バス120台は全て電気自動車で、満員でも時速100キロで走行することができる。これほど大きな規模で電気自動車を用いるのは中国でも初めてのことだ。ラッシュ時は39秒間隔で発車する。
万博大道路線は万博大通りを通り、スーパートロリーバスを使用。ラッシュ時は38秒間隔での発車。
その他にも会場内には博成路と高架歩道といった観光路線があり、発車の間隔は2分~4分。パレートや入場者が多い時は運行を一時停止する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年4月12日