上海万博ベストシティ実践区の大阪館でも20日からリハーサルが始まった。
大阪館広報担当者の上山さんによると、最初の2日間のリハーサルはトラブルなどもなく順調に進んだという。大阪館のテーマは「環境先進都市・水都大阪の挑戦」。そのため噴水やミストなど水を使った展示が多く、見学者たちの関心を呼んだようだ。また4つの壁面に映像を映し出して大阪の歴史を現在まで遡った「時空シアター」や、中国の「清明上河図」を模した展示の目玉である「大阪上河図」は、やはり見学者たちの関心を集めた。
この2日間の1日当たりの入場者数は1000人前後。少し心配なのは、多くの人が一気に訪れた時の対応だ。上山さんは「リハーサル最初の2日間は国家館のあたりに見学者が集中し、大阪館があるベストシティ実践区のエリアは比較的、人が少なかった。そのため来場者が多く、混雑した中での状況はまだ経験していない」と話す。
今週末はリハーサル期間中、入場者が最も多いと言われている。その時には大阪館も多くの見学者を迎え、どのように対応するかが試験運営の重点になるだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年4月22日