第三日
8時30分に会場入口に到着しましょう。地下鉄8号線で西藏西路で下車します、ここは浦西万博区で最大の入口です。
まず古い工場を改造して建てた中国船舶館へ行きます。ここでは中国の造船の歴史を見る事ができます。ここを出たあと南浦大橋方向に歩き、まず中国民営企業館を見て、そのあと万科館へ。ここでは2049年の中国の都市の様子を見る事ができます。
そのあとの大阪、台北館も良く、ブラジルのサンパウロの例も一見の価値ありです。歩道橋が見えたら上に上がります。この中山南路のそばでベストシティ実践区にある、優れた北部建設モデル区が見られます。
そこでは上海の「滬上生態の家」があり、現代人の居住環境の刷新を訴えています。更に行くと金庸図書館があり、運がよければ金庸の名前入りの本の販売にでくわす事でしょう。他に西安の大明宮と寧波の滕頭村もいいでしょう。海外関係ではロンドンの炭酸ガス排出ゼロ館、ハンブルクのハンブルクの家、サウジアラビア・メッカのテント城、更にマドリッドの竹屋敷がおすすめです。
ここで見終わったら再度歩道橋を渡って南部街区の世界都市広場へ行きます。この広場の大型遮光テント製作にはなんと200万人民元(2800万円)もかけています!広場の煙突の下は未来館で、未来館の歩道橋側のレストランは浦西で最大のものです、ここで食事を摂ることをお勧めします。
午後は未来館の見学を終え、あらためて企業館の方向に歩いていきます。このルートには中国航空、情報通信、上海汽車GE公司の各館があります。
その後博覧会会場で催しものを見たり、旧江南造船廠跡のドックで遊んでも良い。そのあと震旦館に行きます。
鉄道館のそばには上海企業聯合館があり、中には世界でもトップレベルのロボット海宝が見られます。見終わった後そのそばの宇宙家族館へ行くと、最先端の宇宙関連技術を見る事ができます。そのあとは国家電力ネットワーク館で、ここは予め同ネットワークのホームページで予約をしておくと並ばずに中に入る事ができます。黄浦江のそばには韓国企業聯合館があり、サムスン、ヒュンダイ(現代)、LGなどが中で展示をしています。
最後に、世界博覧会160年の歴史を知るため、世界博覧会館を見ましょう。
そのあとの文明館では都市の過去がわかります。文明館のそばには日本産業館があります。そして魯班路出口から出て会場を後にします。出口のところは盧浦大橋の場所で、昼間ここで68元払うと橋の最も高いところに上って会場全体をながめる事ができます。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年4月22日