イラン館
380万元の絨毯
絨毯を織っている様子
上海万博のイラン館の2階に展示されているペルシャ絨毯は、鮮やかな色彩で注目を集めているが、特に人目を引いているのがその値段だ。ここで10万元を下る絨毯は「安物」で、最も高い絨毯は、横22センチ、縦17センチがなんと380万元(約5600万円)もする。
スタッフの話では、ペルシャ絨毯の価格は材質や織密度の違いで決まり、一般的にシルクのものはウールより高く、織密度が高ければ高価になる。上記の380万元の絨毯はシルク製で、虫眼鏡を使って20年かけて作られたそうだ。
イラン館のスタッフによると、万博が始まってから売れたのは、数万元台の手ごろな価格の絨毯だという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年5月7日