上海万博:1千億元以上の経済効果 産業グレードアップの好機に

タグ: 上海万博 経済効果

発信時間: 2010-05-07 17:20:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 世界が注目する中、上海万博が1日開幕した。上海万博事務局によると、開幕初日の上海万博には20万4000人が詰め掛けた。各パビリオンの開館情況も特に問題はなく、7カ国の準備が間に合わなかったが、他のパビリオンはすべてオープンした。5月1日から半年間という長期間開催される万博の経済効果が注目を集めている。保守的に見積もっても、468億6400万元の消費増加を含め794億7700万元の経済効果が見込まれている。

 ▽万博経済:消費効果は600億元近く

 世界的にみると、世界金融危機の煽りで、各国が危機を振り返り、発展方針を見直し、世界経済の持続可能な回復を捜し求める肝心な時期にきている。2010年上海万博は歴代万博の中でも最大規模を誇り、世界経済が再び繁栄の新スタートを切るきっかけとなるとの期待がかかる。訪れた人にとっては、246の国と国際機関が参加する万博は1カ所で世界中を観て回ることができる。巨大な中国市場にも世界各国はより大きな魅力を感じ、周辺諸国の経済発展にも何倍もの効果が期待される。世界の小売業大手も上海万博でのビジネスチャンスを虎視眈々と狙っている。

 国内を見ると、上海万博は国内経済に対し著しい効果を発揮するだけでなく、科学技術をリードし紹介する地に上海を押し上げることにもなる。数多くのデータも上海万博という経済のケーキの魅力をつぶさに紹介している。

 「解放日報」によると、専門家の計算では、万博開催中、国内外からそれぞれ3300万人と190万人の観光客が新たに長江デルタに訪れると予想され、これに、昨年国内外の観光客が上海で使った一人当たりの金額を掛けると、483億元と102億元以上、つまり600億元近くの消費効果が見込まれるというのだ。



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