上海世界博覧会(上海万博)中国館は13日午後、開幕後初の記者会見を開催した。同館の徐滬濱館長は、「万博組織側は、中国館見学のためのより良いシステムを今もなお模索しているが、新しいシステムが決定するまでは、予約券による現在の方法を続ける」と語った。
オンライン万博の中国館もオープンした。今月末には3D画面による閲覧が可能となり、中国館を見学していない人々の仮想体験が実現する。
徐館長によると、より多くの人々に中国館を見学してもらうため、中国館は、万博閉幕後も延長公開する予定だが、具体的な延長期間や入場方法についてはまだ検討中という。詳細は決定後ただちに発表される予定。
5月12日の時点で、中国館への来場者数は97万7426人。内訳は、国家館が46万815人、省・自治区・直轄市館が51万6611人。万博園区試運営期間中の来場者を含めると、中国館への総来場者数は140万人を上回った。
「人民網日本語版」2010年5月14日