上海万博韓国ナショナルデーの26日、韓国2012年麗水(ヨス)万博組織委員会の姜東錫(カン・ドンソク)・委員長はメディア取材に応じ、2012年の麗水万博は上海万博の成功を引き継ぎ、とりわけ一連の学ぶべき経験を取り入れたいと語った。
姜委員長によると、麗水万博は規模的には上海万博にはとても及ばず、認定博であり、海洋資源の合理的利用の継承、および資源の持続可能な発展などの理念に重きを置いている。もっとも姜委員長は、上海と麗水の両万博の共通点はいずれも「人間本位」を強調していることにあり、人類が未来においてより美しい都市環境を享受できることを望んでいると指摘した。
「上海万博は開幕から既に約1カ月が経ちました。我々は万博関連部門との間で既に多くの分野での意見交換を行っており、上海万博の非常の多くの成功経験はいずれも麗水万博にとって学ぶべき、活用するに値するものです。また、入場者が関心を集め喜ばれるイベントについて、我々も積極的に麗水万博に反映させてゆきたい」姜委員長は述べている。
また姜委員長が明らかにしたところによると、2012年麗水万博は準備期間内に就業人口10万人分を創出し、麗水および周辺都市の観光と経済発展に積極的なけん引作用をもたらすと見込まれる。
「人民網日本語版」2010年5月27日